子どもと神の国 マルコ10:13〜16

1 イエスの元に幼子を連れてきた親を弟子たちは叱りました。彼らは幼子に無関心で、

  主が煩わされないようにと考えたのです。しかし主は彼らを叱りました。幼子も含め

  全ての人を大切な人格と見る神の見方を教えられていながら、聞くだけに留まってい

  たからです。み言葉の教えるみ国の価値観で生きることを目指していきましょう。

 

2 イエスは幼子の特質を通して、人はどのようにして神の国に入り、その恵みに生きる

  ことができるかを教えました。第一に幼子には「疑わない」という特質があります。

  疑いを知らぬゆえに幼子は砂地に水が染み込むように神を受け入れ、神を求めます。

  あなたは神を疑わずに、最善最高のことをしてくださる方と大きな信頼を寄せていま

  すか。イエスの十字架により、怖れずに父なる神のみ前に行けるようになった恵みを

  喜び、疑いを捨てて、神に近づきませんか。

 

3 第二に、幼子には「愛情を素直に受け入れる」特質があります。十字架の主により人

  に与えられた救いとは人の行いによるものでなく、ただ人に対する神の愛ゆえに与え

  られた無償の恵みです。この恵みを素直に受け取っていますか。神があなたを愛して

  いると説く恵みの言葉を聞くたび、アーメンと口にして素直に受け入れましょう。イ

  エスは幼子を抱き、祝福し、希望と平安を与えました。救い主に抱かれて祝福されな

  がら生きる、これこそ神の国の恵みを生きることです。幼子のように疑わず、素直な

  心で日々十字架の主に近づきませんか。主はあなたを抱き、どんな時も希望と平安を

  与えてくださいます。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。