力ある祈りのために マルコ11:20〜25

1 宮きよめの翌日、弟子たちは前日に主が呪ったいちじくが枯れているのを見つけま

  す。それは形式だけで命のないイスラエルに対する神の裁きを象徴する出来事でし

  た。驚く弟子たちにイエスは本当に力ある祈りをささげるために何が大切かを教えま

  す。第一に「信仰」が必要です。「神を信じなさい」とは「神の信仰(真実)を持ちなさ

  い」という意味で、真実な神とそのみ言葉にどんな時も信頼していきなさいという

  勧めです。日々、真実な神とそのみ言葉に信頼して祈っていますか。その先に神の栄

  光を拝する道が開かれるのです。

 

2 第二に「告白」が必要です。神があなたの内に働くためには心で信じるだけでは不十

  分で、「疑わずに」口で告白することが求められるのです。疑いや恐れに囲まれる

  時、自分の感情や常識に左右されずに神への信頼をまず口にし、積極的に信仰を告白

  していきましょう。

 

3 第三に「赦しに生きること」が必要です。祈りを聞いていただくためには、神との関

  係がよくなければなりませんが、主はそのために「人を赦す」生き方を選ぶよう促し

  ておられます。それが十字架で赦された者にふさわしい生き方であり、十字架の主の

  御足の跡を辿る、神を喜ばせる生き方だからです。祈りの内に罪や神に喜ばれない実

  生活の部分が示された時、どうしていますか。すぐに悔い改めて主の赦しときよめを

  受け取り、赦すことを実践しましょう。罪赦された「信仰による義人」の祈りにこそ

  大きな力があることをおぼえ、あなたの祈りが真に力あるものとなっていくように求

  め続けましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。