最後の晩餐 マルコ14:12〜26

1 過越祭のためエルサレムに上って来た巡礼者にとって、どこで過越の食事の準備をす

  るかは重要な課題でした。しかし、イエスの指示に従った時、「まさしくイエスの言

  われたとおりに」弟子達は全てが整った場所を見つけたのです。①み言葉を信じて従

  うなら、必ずその通りになります。②あなたがイエスと共に生きるなら、必要の全て

  は備えられます。この恵みを信じて、歩んでいますか。

 

2 イエスにとって弟子達と囲む最後の晩餐でしたが、主は同席者の中に裏切り者がいる

  と告げました。心血を注いだ弟子に裏切られる主の痛みは如何に大きかったでしょ

  う。口々に「まさか私ではないでしょう」と尋ねた弟子達はユダだけでなく、皆が十字

  架のイエスを見捨てていくのです。あなたもユダを一方的に責められない、罪ある、

  不完全で矛盾した生き方をする者ではないでしょうか。自分自身の罪を、このみ言葉

  の個所から問われていませんか。

 

3 裏切りの痛みが満ちる食卓で、イエスはパンとブドウ酒を差し出して「取りなさい」、

  「飲みなさい」と弟子達に勧めました。パンは十字架で割かれる主の体、ブドウ酒は

  十字架で流される主の血潮です。信仰をもってこの聖餐に与り、罪の赦しと永遠の命

  を得なさいと、主は罪だらけ、矛盾だらけの弟子達を、そしてあなたを恵みの食卓へ

  招いておられます。聖餐式を単なる儀式とせず、主の招きに信仰を言い表して応える

  大切な機会とおぼえて大切にしていきましょう。なお深くキリストと結ばれ、なお豊

  かにキリストの命を生きる者とならせていただきましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。