十字架を負わされて マルコ15:16〜21

1 裁判を終えたイエスは兵士達になぶり者にされました。紫の衣も、茨の冠も、葦の棒

  も「ユダヤ人の王」と自称した主をからかうパフォーマンスです。弱い立場の主に鬱

  憤をぶつける兵士の姿は、人間の罪の姿そのものです。鬱憤や抑圧を感じた時、自分

  より弱い立場のものでなく、真の自由を与えてくれる主の元へ向かいましょう。

 

2 嘲られ、鞭打たれ、心身共に傷ついた主の代わりに十字架を負わされたのはクレネ人

  シモンでした。全くのとばっちりで、衆目の的となって十字架を背負い歩くのは耐え

  がたい屈辱でした。しかし、聖書の記述を見るとこの理不尽な出来事をきっかけに彼

  は救い主と出会い、やがてその家族も救われたことが伺えるのです。時に人生に巡り

  来る思わぬ重荷が、その人を主と出会わせるきっかけとなるのです。全ての出来事の

  背後に主の深い御旨があると知っていますか。

 

3 シモンの姿から、それぞれの人生に課せられた十字架を背負って生きるために大切な

  ことを学べます。

 

  ①課せられた十字架に感謝していくこと→人生において突然の病気、家庭の問題、責

   任重大な仕事等思わぬ重荷を負う事があります。その時ただ嘆くのでなく、重荷に

   は意味があり、更に主に近づく時であることを覚え、感謝しましょう。

 

  ②十字架を負いつつ主を仰いでいくこと→シモンの十字架を追う道程は苦しいもので

   したが、最後に彼は重荷から解かれ、主が十字架に着かれたのです。あなたの重荷

   には必ず終わりがあります。それを引き受け、解放と自由と平安を与える主を仰ぎ

   続けましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。