主イエスの葬り マルコ15:40〜47

1 十字架で全ての人の罪を担ってイエスは絶命しました。それは、報告を受けた総督ピラト

  を驚かせるほどに早い死で、非常に大きく、耐え難い苦痛をイエスがお受けになったとわ

  かります。


2 安息日の始まりが迫る中、主の遺体の行く末が危ぶまれていました。その時、それまで隠

  れクリスチャンだったアリマタヤのヨセフが表に現れ、ピラトに遺体の引き渡しを申し出

  たのです。保身を考えるあまり信仰を公にできなかったヨセフを変えたのは、十字架のイ

  エスです。彼の姿から二つのことを教えられます。①神はご自身の計画を進める上で必要

  な時に幅広い人材を用いられます。⇒十字架に至る出来事の中でマリヤやシモン、ヨセフ

  が用いられたように、神はあなたにしかできない務めを備え、用いられます。②各人が信

  仰を握り思い切って行動する時、主がそれを祝福されます。⇒ヨセフのささげた墓が主の

  復活の場所となったように、あなたの信仰の実践のジャンプを主は受け止め、それを祝福

  の基としてくださるのです。


3 墓にいた足かけ三日の間、イエスは「陰府(よみ)」に下られたと使徒信条は告白します。

  「陰府」とは死の世界、神のいない世界を指します。誰もがいつかは迎えねばならない死

  ですが、聖書はそこにも主は信じる者と共におられると教えているのです。地上にも、地

  の底にも、主が辿られなかった所はありません。このイエスこそ、どんなどん底の暗闇で

  もあなたを支え、励まし、引き上げてくださるお方です。どんな時も共におられる主だけ

  を信頼していきましょう


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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。