四つの生き方　ルカ12:6〜7

１　人生には四つの生き方があるという見方があります。第一は「マイナスからマイナスの生

　　き方」です。今までよいことは何もなかった、だから今後もないという悲観的な生き方で

　　す。自ら進んで不幸になるようなもので、この生き方では幸せになれません。第二は「プ

　　ラスからマイナスの生き方」です。今の幸せを味わいながらも、将来への漠たる不安がい

　　つもある生き方です。取り越し苦労で悩んでいませんか。第三に「マイナスからプラスの

　　生き方」です。今はダメでも、将来きっとよくなると信じて努力する生き方です。一般的

　　に、このタイプが一番多いと言われています。しかし問題は現状の否定から始まるので、

　　いつまでも満足が得づらいということです。第四に「プラスからプラスの生き方」です。

　　今は幸せ、そして将来はもっと幸せになると信じて、プラス思考で歩む生き方です。「万

　　事を益と変えてくださる」聖書の神を信頼し、主にある将来に希望を置いていくならば、

　　プラスからプラスの生き方ができるようになるのです。

 

２　当時、一羽の雀は１アサリオン（最安の貨幣）にも満たない価値しかない鳥でした。しか

　　し、真の神の目にはそんな雀の一羽すらも決して忘れられておらず、恵みは豊かだという

　　のです。「神の作品（エペソ2:10）」である人間ひとりひとりも、創造主なる神からかけ

　　がえのないものとして見られ、大切にされている存在です。過ぎし2013年、明石キリスト

　　教会の上に、そして教会を形作る愛兄姉の上に、この神の恵みがどれほど豊かにあったこ

　　とでしょう。あなたは、神の愛と見守りの中を絶えず歩むことのできる、尊い存在です。

　　このお方に信頼して、「だから、これからも大丈夫！」とプラスからプラスの生き方をし

　　ていきましょう。