1 ヨナの乗った船は、航海途中で嵐に遭遇しました。パニックになった人々はどんな反応を
したのでしょう。
①「自分の神に叫んだ」→偶像の神々に助けを求めたのです。しかし、聞かれませんでし
た。祈りの宛先が違っていたからです。父なる神を宛先とし、最後をイエスの御名で
結ぶ正しい祈りをしましょう。
②「積荷を捨てた」→ずぶ濡れで積荷を捨て、最大の努力をしました。しかし、嵐は止み
ませんでした。人の力には限界があります。でも、信じたあなたには限界を越えて関
わってくださるパートナー(主)がいるのです。
③「くじを引く」→不可解な嵐の原因を捜し、くじを引きました。しかし、新約時代のク
リスチャンには、くじも占いも不要です。完成された聖書と内に住む聖霊の導きが、
御心を確かに教えてくれるからです。日々、聖霊を求めましょう。
2 一方ヨナは嵐の中で何をしていたのでしょう。
①「船底で寝ていた」→誰もが慌てる嵐の中、無関心を決め込んでいました。しかし、本
当は彼の罪のゆえに人々は迷惑を被っていたのです。神の御心に叶うよい種を蒔く人
生を目指しましょう。それが自分ばかりでなく他者にもよい実りをもたらすのです。
②「くじを引いた」→自分の罪ゆえの嵐と知りつつ、あわよくば他人のせいにしたいと思
ったのです。自分の中にある原因に目を向け、悔い改めて神の赦しを乞うことが問題
解決の早道です。弱さを認め、主に委ねましょう。人知を越えた主の備えが待ってい
ます.