腹の中の祈り  ヨナ1:17~2:10

1 ヨナが大きな魚に呑まれ、三日三晩をその腹中で過ごした不思議な出来事は多くの人々の

      興味を引きます。しかし、本当に大切なのは、ヨナがそこで何をしていたかということで

  す。彼にとって魚の腹の中はどんな場所だったのでしょうか。①「一人で脱出できない場

  所」でした。自分の無力を思い知らされる場所に置かれ、初めて自分自身を見つめ、また

  主の御前に静まれたのです。そこから祈りが生まれ、父なる神との関係が回復されていき

  ました。日々、主の前に静まり祈っていますか。父なる神と親しい関係を築きましょう。


2 ②「孤独を感じる場所」でした。愚痴を言い合う相手もおらず、励ましてくれる人もいま

  せん。真っ暗闇の孤独です。でも、その場所こそが、自分を見つめ、神に向き合う新しい

  転機となったのです。信仰者にとって孤独はマイナスではありません。孤独な思いを抱え

  る時こそ、神があなたを一対一で取り扱おうとしている時なのです。


3 ③「裸の自分で神に向き合う場所」でした。ヨナの口から出たのは赤裸々な祈りでした。

  罪深さや弱さを隠さず、全て告白し、神の助けを求めています。祈りとは美辞麗句を並べ

  たり、当り障りなく語ることでなく、己が内にある弱さ、醜さ、罪深さ、愚かさに向き合

  い、その解決のため身体ごと父なる神にぶつかっていくことです。正直な祈りをささげて

  いますか。「救いは主のものです!」と告白し、神に向き合いましょう。まことの救い主

  は、あなたを必ず救ってくださいます。


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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。