1 ニネベのリバイバルを見てヨナは不機嫌になり、神に怒りをぶつけました。その理由は、
①欲求不満からの怒り→40日経ってもニネベは滅びず、ヨナの言葉通りになりませんでし
た。②痛みを感じての怒り→預言が外れたことで自分の存在が否定されたと感じ、傷つき
ました。③心配からの怒り→偽預言者の烙印を押され、信頼を失ったと悲観しました。④
不義や不公正への怒り→罪の限りを尽くしたニネベが滅びないことに憤りました。⑤自分
の考えや願いが受け入れらない怒り→自己中心の思いに囚われ、遂に神を非難しました。
今、あなたは怒りを抱えていませんか。自己中心から生まれた怒りは罪の温床となり、喜
びと感謝を奪います。怒りを見直してみませんか。
2 神は怒るヨナに「あなたの怒りは正しいか?」と問いました。自己中心になり、ずれてし
まった彼の立ち位置を修正するためです。彼がずれていた点は、①ニネベの人々と自分を
区別していたこと→彼らを罪人と決めつけ、優越感を持って見ていました。神の前には誰
もが赦されねばならない罪人です。そのことを覚え、主にあって不完全な互いを受け入れ
ていきませんか。②使命をあまりに個人的に受け取ったこと→ニネベへの宣教の主体は主
であり、結果も主のものです。常に新しく善き業をなされる主を信じましょう。③み言葉
の知識が具体化されていなかったこと→み言葉は全て「私」への語りかけと受け止め、従
っていきましょう。神のお取り扱いに委ねる心を持ちましょう。