神殿再建の途中、ゼルバベルの目の前には大きな問題が立ちはだかっていましたが、主は
励ましのことばを与えられました。これは遠い昔の出来事ですが、今を生きている私たち
にも与えられている励ましのことばなのです。
1 聖霊は私たちと共にいてくださる→再び立ち上がる原動力を与えるのは「聖霊」です。問
題の最中、自分だけの力でもがき、孤独を感じていることはないでしょうか。私たちが一
人で立ち向かっていると感じるような時でも聖霊はそばにいて、共に歩んでくださるお方
です。「どんな状況でも一人ではない」と改めて気付くところから始めましょう。
2 聖霊は問題を乗り越えさせてくださる→問題は、私たちを不安にさせるものです。その中
で、権力や能力は「何とかなるんじゃないか」と希望を持たせるものですが、それらには
限界があります。問題を乗り越える鍵はただ一つ。「わたしの霊によって」なのです。聖
霊に限界はありません。ここに希望があるのです。進むことを躊躇してしまう高い山のよ
うな問題でも平坦な道のように、聖霊は乗り越えさせてくださいます。
3 聖霊は目標へとたどり着かせてくださる→「かしら石」は、建設の最後に据える重要な石
のことを指しています。その石を据えて神殿は完成ですが、そこにたどり着くまでが、長
く厳しい道のりです。途中であきらめてしまいそうになることもありますが、聖霊は常に
励まし続けてくださいます。完成する最後の時まで変わらず面倒を見てくださるお方なの
です。あなたの目標はどこにありますか。主の働きのために、あなたができることは何で
しょうか。このお方を信頼し、主の働きのために前進する者となりましょう。