ささげること ゆだねること マルコ12:41~44

1 神殿でイエスが眺めていたのは、金持ちが大金を献金箱に投げ入れる光景でした。当時の

  イスラエルは貨幣経済の発展に伴い、動物でなく貨幣をささげる人が増えていました。し

  かし、そこには自分の最も大切な宝を神にささげるという心が薄れ、生活の必要を満たし

  た後の残り物を献金する風潮が強くなっていたのです。献金は、全ての必要を与え、満た

  してくださる神への感謝の表現です。まず聖別し、心からささげましょう。

 

2 イエスは僅かレプタ銅貨2枚をささげたやもめに注目し、最大の賛辞を送って弟子たちに

  模範として示しました。イエスの評価基準は金額の多寡ではなく、信仰にあるからです。主

  はいつもあなたの信仰に注目しておられると知っていますか。信仰に基づく歩みを選びま

  しょう。

 

3 やもめの信仰は、「神に全てを委ねた信仰」でした。レプタ2枚を持つ彼女には三つの選択

  肢がありました。①献金せず、パンを買う。②1枚を献金し、1枚でパンを買う。③2枚

  とも献金する。この中で最も困難と思える道を彼女は選択しました。そこには、過去の信

  仰経験が働いていたと思えます。恒常的に貧しかった彼女は、自分の命が神によって支え

  られ、生かされていることを誰よりも深く体験し、悟っていました。その信頼に立って彼

  女は驚くべき献金をささげ、明日を守られる神に全てを委ねていったのです。信仰とは、

  神にいつも信頼することです。明日はどんな日かわかりません。けれども、神はあなたと

  共に歩んでくださいます。信頼して明日を迎えましょう。

 

 

教会連絡先

673-0022

兵庫県明石市王子2丁目5-6 

TEL 

 078-928-2606

FAX 

 078-924-0844

E-MAIL

 ag-akashi@sky.plala.or.jp

所属教団

 教団HP

 教区HP



私たちは、聖書信仰に立ち、聖霊の恵みを大切にする、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に所属しています。

第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。