人生は「道」と表現されることもありますが、一本道ではありません。多くの道が存在しています。それらの道を案内もなしに進んで行くことは困難なことです。では、私たちはどの道を、どのように進んで行ったら良いのでしょうか。
1 主は目を留め続けてくださる。→アッシリヤの脅威を前にした時、イスラエルは主ではな
く、エジプトに頼ろうとしました。自分の思いや考えで突き進み、もはや見放されても仕
方のないことばかりを行い続けるイスラエルですが、主は決して彼らを見放すことはあり
ませんでした。主の愛の目線は、私たちが背を向けている時であっても変わることなく注
がれているのです。
2 主は声をかけ、教えてくださる。→正しい道に進むためには、正しく誘導してくれるもの
が必要です。主は『これが道だ。これに歩め。』(:21)と声をかけ、誘導してくださるお方
です。それも最も良い道を教えてくださいます。私たちは何一つ心配することなく、安心
して進むことができるようになるのです。いつも最善の道へと誘導してくださる主の声を
聴く者となりましょう。
3 主は恵みを与えてくださる。→私たちが進むべき道とは、どのような道でしょうか。それ
は、「主に頼り、御声に聴き従う道」です。その道へ進んでいく時、素晴らしい恵みに与
ることができるのです。私たちは祝福を受けるにふさわしくない者です。しかし、主は恵
もうと待っていてくださるのです。この恵みに与る者となろうではありませんか。あなた
は、いつも主に頼っているでしょうか。御声を聴いているでしょうか。何よりも主を第一
にし、『これが道だ。これに歩め。』と言われる道を、今日も進んで行きましょう。