人生の苦みを味わう時も 出エジプト15:1~27

1 大いなる救いの出来事を体験したイスラエルの民は、神を崇めて賛美を歌いました。ミリ

  ヤムを先頭に歌い踊って、神をたたえたのです。賛美を歌うことを通して、人は心の内に

  ある思いを神に届けるのです。心こめて、賛美していますか。

 

2 イスラエルの賛美の中から、神に感謝することの意味を見つけましょう。

  ①感謝とは、神の業に対する応答。⇒イスラエルの民の喜びの原点は、主から受けた恵み

   の御業にあります。恵みを受けた後、神に応答していますか。更に深く豊かな神との交

   わりを築きましょう。

  ②感謝とは、神に対する信仰の告白。⇒日々、神への感謝や神への信仰を口に出して告白

   していますか。言葉は、力です。どんな時も感謝の言葉、信仰の言葉を口に上らせるこ

   とが、あなたの人生を必ず変えていきます。

  ③感謝とは、恵みを確認して期待すること。⇒奇跡的な救いの体験は、これ以後、更なる

   苦しみの歴史を辿るイスラエルの喜びの原点となりました。たとえ、今が苦しみの時で

   も、それでもあなたは神の御手の中にいます。今の試練もいつか必ず喜びに変わると信

   じて、神に期待し、賛美をささげ続けましょう。

 

3 荒野の旅の三日目、民から賛美は失われていました。水が尽き、やっと辿り着いたマラに

  は苦い水しかなかったからです。不平をぶつけられたモーセが主に祈ると、神は一本の木

  を示し、それを投げ込むと水が甘くなりました。真の神はあなたの悩みを無視せず、応え

  てくださいます。だからこそ、その神を信じて共に歩むことが、人生を幸せに歩むための

  最大の指針となるのです。マラの次に行ったエリムは、恵み豊かな、砂漠のオアシスでし

  た。神と共に生きる者は、一時人生の苦みを味わっても、その次に潤いの泉が待っていま

  す。尽きぬ命の水の湧き出す泉であるキリストを心に迎え、恵みを数え、恵みに応えて歩

  みましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。