死の備え、信仰の継承 伝道者2:12〜26

1 晩年のソロモンは間近に迫った死を思い、空しさを感じました。業績をあげ、誰よりも知

  恵に満ちていた自分も、結局他者と同様に死に、やがて忘れられると悟ったからです。死

  は、誰にも不可避な人生の結末です。どんなに忘れようとしても逃れられません。だから

  こそ、キチンと向き合い、死への準備をすることが大切なのです。イエスを信じて永遠の

  命を握ることこそ、最大の備えです。あなたには、この備えがありますか。死を考えるの

  を先延ばしにせず、死から考えて、今を生きてみませんか。あなたの生き方は必ず変わり

  ます。

 

2 また、ソロモンは愚かな後継者に築いたすべてを残す空しさを感じました。彼の死後、息

  子レハブアムは愚かな行動をして王国を分裂させてしまいました。しかし、その根本的原

  因は、彼が息子に信仰を継承できなかったことでした。信仰こそ、家族・子孫に継承すべ

  き最も価値ある宝です。あなたは、信仰継承の大切さを心に留めていますか。信仰継承の

  ため、弛まず祈り、また礼拝の体験を与えることを心がけましょう。自分の家族ばかりで

  なく、教会の子どもたちの信仰を育てる働きにも取り組みましょう。

 

3 人生は、神がくださったあなたへの贈り物です。人となって世に来られ、あなたを救うた

  めに十字架で命を差し出した救い主を自分の人生の中心に据えるなら、人生は変えられ、

  神の栄光が輝き出します。一度きりの人生を空しく、味気なく生きるのでなく、喜びと恵

  みに満たされて生きるために、まことの神への信仰を握って歩みましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。