1 11章後半から12章にかけては、人生の春(若い日)と冬(老いた日)について語られて
います。ソロモンは、まず若者にエールを送ります。若き日は、人生で巡ってくる一度き
りの春です。この宝のような季節を喜び、悔いなく生きよと言うのが若者への聖書のメッ
セージです。若いあなたは、自分の若さを祝福として受け止め、喜んでいますか。
2 次にソロモンは、若き日を精一杯生きるために、その日々に限りのあることを教えます。
悩みや憂いが青春を暗くし、自らの肉体を痛め傷付ける罪に発展するのは、悲しいことで
す。もしビジョンがなければ、せっかくの若き日を無為に過ごすことになりかねません。
若いあなたは主にあるビジョンを発見し、握っていますか。若くないあなたは、若い人々
がビジョンを握って輝くように執り成し、祈っていますか。
3 人生は、ビジョンを握ってこそ輝くものです。だからこそ、ビジョンを与えてくださる神
と一日も早く結びつきなさいと12:1は勧めます。実際、柔かい感性を持つ若い魂ほど素直
に神を信じ、神と共に生きることが多いのです。若いあなたは、12:1にどう応えますか。
他の人も12:1の大切さを覚え、わが子、孫、教会の子どもたちの救いのために新しい一歩
を踏み出してみませんか。老いも若きも創造主とシッカリ結びついて日々に新しくされ、
永遠の若人として歩みましょう。