人生の中には「なぜ」「どうして」と思うようなことが起こります。そんな時、ハンナは激しく泣いただけではなく、主に祈りました。主はどのように働いてくださったのでしょうか。
1.私たちの祈りを聞いてくださる〈10-12〉
ハンナの祈りは、嘆きに満ちた祈りでした。この時の彼女はそれしか祈ることができなか
ったのです。しかし、主はそんな祈りをも聞いてくださいます。今の私たちの状況に合わ
せてくださるのです。正直に今持っている思いを主の前に打ち明ける者となりましょう。
2.祈りの中で私たちを変えてくださる〈18〉
祈りの前後でハンナの様子は大きく変わっています。それは、主が祈りの中で励ましを与
えてくださったからです。そして、何よりも主が言われたことは必ず実現すると信じるこ
とができたのです〈ルカ1:45〉主は私たちにも祈りの中で励ましを与えてくださいます。
3.私たちの祈りに応えてくださる〈19-20〉
ハンナはこのはしためを忘れず〈11〉と願い求めていますが、主が彼女の祈りを忘れた
ことはありませんでした。祈りに応えて男の子(サムエル)を与えてくださったのです。
それは良い贈り物でした。主に不可能なことは何一つありません。このお方に全てを委ね
る者となりましょう。
今日も主に祈る者となりましょう。そして、希望と喜びの中で良い贈り物を受け取る者となりましょう。