1 ヨハネが新たに見たのはシオンの山(天における神の都)に立つ小羊(イエス)の幻でし
た。周囲には額に神の印を押された144000人(全てのクリスチャン)がいました。神の
印を押されたとは、「神の所有となった」という意味です。信じて神の所有となった人に
は、第一に、常に神の守りがあります。第二に、自分は神の所有と意識し神にだけ従い続
けることが大切です。あなたは神の印を押されていますか。
2 天には、144000人の賛美の大合唱が響きました。ヘブル語の「賛美」には「自慢する、
ほめたたえる」の意味があります。賛美は神をたたえるための歌です。また、天の大合唱
に参加できたのは「贖われた」人だけでした。十字架の贖いを体験し、神の深く大きな愛
を知った人こそ賛美を歌えるのです。そして、神はその「賛美の生贄」を喜んでくださる
のです。日々、救われたことを感謝し、賛美していますか。
3 144000人の姿からクリスチャンとはどういう存在なのかが見えてきます。①「童貞」⇒
これは比喩的表現で「偶像礼拝せず、霊的純潔を保っている人」の意味です。②「小羊に
つき従う」⇒自分中心でなくイエス中心に歩み、従い続けます。③「贖いの初穂」⇒初穂
は後の収穫を予告するものです。あなたの救いが未来の他者の救いにつながっています。
④「偽り・傷がない」⇒誰にも欠けや傷(御前にふさわしくないもの)があります。しか
し、十字架を通し、神は今日もあなたを傷なき者と見ておられます。神のものとされた恵
みを感謝しましょう