1 七人の御使いが鉢を傾けるごとに大きな災いが起こりました。第一から第三の災い(悪性
の腫瘍、海水が血に変わる、川と水源が血に変わる)の後、これは獣の印を受け、獣の像
を拝む人々への神の裁き・報復であると明かされました。神は、人に正しく報いを施しま
す。だからこそ、終わりの日に神からよい報いをいただく生き方を志すべきです。また、
復讐は主のものであると心得、委ねることが大切です。
2 第四から第五の災い(太陽の熱、暗闇)の中で、獣の印を受け、獣の像を拝む人々は悔い
改めず、罪ゆえにわが身にもたらされた悲惨を神のせいにして御名を汚す言葉を口にしま
した。神が与えた舌の最大の役割は神を賛美することですが、彼らはその逆を選んだので
す。自分の弱さや足りなさを認めてへりくだることこそ神に近づく第一歩であり、神はそ
のような魂を十字架のゆえに赦し、大喜びで迎えてくださいます。あなたは、砕かれた心
で神に近づいていますか。
3 第六の災い(ユーフラテス川枯渇)の後、神に敵対する勢力が集結し、神と悪魔の一大決
戦が起こります。ハルマゲドンはその決戦場所で、戦いの結果は神の大勝利に終わるもの
です。第七の災い(大地震・雹)によって大バビロン(神に逆らう者の象徴)は倒されて
いきます。この大きく恐ろしい災いの中で、目を覚まして主を着る(信じて救われる)者
だけは「幸いである」と祝福を約束されているのです。近づく主の再臨を覚え、信仰に立
ってキリストをこの身にまといましょう。