いのちの書　ヨハネの黙示録 20:1〜15

１　底知れぬ所の鍵と大きな鎖を持つ天使は、悪魔を千年間幽閉しました。悪魔の力が及ばぬ

　　この平和な期間を「千年王国」と呼びます。この時復活し（第一の復活）、主と共に王と

　　されるのは主の証人であるクリスチャンです。信じる者にはたとえ苦しみや悩みの時があ

　　っても、最後には圧倒的に大きな祝福の時が来ると知っていますか。

２　千年王国が終わると悪魔は一旦解放され、神に逆らう勢力を整えました。しかし、最終的

　　には神に滅ぼされていきます。黙示録と同様、悪魔は絶えずクリスチャンであるあなたに

　　攻撃、誘惑を仕掛けてきます。終わらざる戦いと思えますが、神はこれをも恵みと変えら

　　れます。「揺るがぬ信仰」という、試練を通して咲く花があるのです。悪魔の働きも逆手

　　に取り、恵みと変える主に信頼し続けましょう。

３　続いてヨハネは、「白い大きな御座」に座る神の「最後の審判」を目撃しました。人種や

　　肩書きや性別に拠らず、全てのイエスを信じなかった人々が復活し（第二の復活）、御前

　　で裁かれます。裁きの基準は「自分の行ない」です。人はどんなに善行を積み重ねても、

　　神の完全な正しさには及びもつきません。しかし、もしイエスを救い主と信じるなら、全

　　ての罪を覆う十字架の恵みによって「義」と認められて、「いのちの書」に名が記される

　　のです。あなたの名は、記されていますか。み言葉によって確信し、世の終わりまで感謝

　　をささげ続けましょう。