復活の主の見守りの中で ヨハネの福音書 20:1〜18

1 イースターの朝、イエスの埋葬された墓を訪れたのはマグダラのマリヤでした。かつて主

  に七つの悪霊から解放してもらった彼女は、その後忠実に主に従っていました。しかし、

  空の墓を目撃してイエスを見失い、ショックを受けるのです。今、あなたはイエスを見失

  っていませんか。イエスとの関係が生きたものとなっていますか。

 

2 主を見失ったマリヤは、一度は自ら振り向いてイエスを見ながらもそれと気づきませんで

  した。心が自分の思い(悲しみ・焦り)で一杯になっていたからです。「自分が」、「自

  分で」の思いは人生を主体的に生きるために大切なものですが、余りに強すぎるとゆとり

  を失わせてしまいます。「自分が」、「自分で」の思いが膨らみすぎて傲慢になったり、

  自分中心になっていませんか。必要以上に自分を責めたり、自分に重荷を負わせてはいま

  せんか。

 

3 マリヤが二度目に振り向いたのは、主の呼びかけを聞いたからでした。その時、初めて彼

  女は復活の主を認めたのです。とかく自己中心的な歩みをしがちな者にとって、主によっ

  て振り向かされる受身の行為はとても大切なことです。創造者であり、救い主である神に

  よって生かされているのが、人の命の本質だからです。復活の主があなたの人生を常に後

  ろから見守り、支えておられると知っていますか。やがて御国の門をくぐるその時まで、

  その見守りは決して失われないのです。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。