はたらく聖霊　ヨハネの福音書 14:16〜17

１　イエスが去った後に遣わされると約束した「もう一人の助け主」とは、三位一体の神ご自

　　身である聖霊でした。聖霊はどのように働かれるのでしょうか。①真理を教える⇒真理と

　　は、主イエスそのものを指します（ヨハネ14:6）。聖霊はみことばによって、あなたにキ

　　リストを教えてくださるのです。真の著者である聖霊抜きに、聖書の真理を見出すことは

　　できません。祈り求めつつ、読みましょう。

２　②失われた魂を見出してキリストに導く⇒ たった一枚の銀貨を必死に捜す女性のたとえ話

　　（ルカ１５：８〜１０）は、創り主である神がひとりの人間が失われることをいかに惜し

　　み、だからこそ必死に捜されるということを教えています。たとえあなたが罪の暗闇にい

　　たとしても、聖霊の神は絶えずあなたを捜し、キリストの光へ導こうと働いています。聖

　　霊の導きの声に耳を澄ましてみましょう。

３　③人生に豊かな実を結ばせる⇒ イエスに代わるもう一人の助け主（聖霊）は、いつまでも

　　信じる者と共におられると約束されています。イエスと共に歩んだ荒削りの弟子たちが変

　　えられたように、聖霊と共に生きる生活には主のよい影響が及び、必ず変化が伴います。

　　肉の努力（自分の知恵や力に頼る努力）ではなく、十字架によって主とつながったあなた

　　には、いのちの御霊に人生全てを明け渡していくことが大切なのです。御霊の実（ガラテ

　　ヤ５：２２〜２３）を結ばせてくださる聖霊の働きに期待しましょう。