1 誰しもが幸せに生きたいと願うのが世の常ですが、では、どうしたらいつも人は幸せに生
きていけるのでしょうか。真の幸せの秘訣を、獄中のパウロとシラスより学びましょう。
①神と共にいる幸せ⇒彼らがこの時投獄された理由は全く不当なもので、完全な冤罪でし
た。それにも関わらず肉体的、精神的苦痛を味わい、明日の命の保証もなかったのです。
怒り、不平、呟きが溢れてもおかしくない状況で、しかし彼らは神を賛美し、祈り、礼拝
しました。信じるあなたは、何にも奪われない幸せを持っていると知っていますか。真の
神が共におられる、これが私の最高の幸せですと日々告白しましょう。
2 ②やり直せる幸せ⇒真夜中の大地震により、監獄の全てのドアが開いた様子を見て、看守
は絶望のあまり自死を選ぼうとしました。たった一度の失敗や挫折が、人に恐れをもたら
し、絶望感を与えます。しかし、主と共に生きる者には、いつでもやり直しの道が備えら
れていることを忘れてはなりません。あなたも新しく始められます。
3 ③信じる幸せ⇒九死に一生を得、救いを得るために何をすればよいかと問う看守にパウロ
が語ったのは「主イエスを信じなさい」という勧めでした。人は自力で自分を救おうと考
えがちですが、神の示す救いの方法はただ信じることだけです。罪の清算など到底無理な
罪人のために、主イエスは十字架で贖いのわざを為されました。このお方をどんな時にも
信じ、 信仰を告白して平安と賛美の内に歩みましょう。