1 5節が表すのは、客人と彼をもてなす主人のイメージです。古代パレスチナには、「客人
法」があり、自分の天幕に迎えた客人をもてなし、場合によっては命がけで守ることもな
されていました。主なる神は、信じるあなたをご自身の天幕に迎え入れ、休息と必要、守
りと安全を与えてくださいます。どんな敵も手出しできず、恵みと祝福に満たされるお方
のもとに身を寄せていますか。
2 6節が表すのは、神の天幕に住まう者に訪れる新しい人生のイメージです。敵に追われる
代わりに、慈しみと恵みに追われる人生が始まるのです。羊の群れを追いつつ正しい道へ
導く牧羊犬のように、 神の恵みと慈しみがあなたを追い、祝福へ導いてくれるのです。
大切なのは自力で慈しみと恵みを得ようとするのでなく、主を羊飼いとする群れに留まっ
ていくことです。主の導きに委ねるために次の四つを行ないましょう。①答えを任せる。
②時を任せる。③やり方、方法を任せる。④神の慈しみと恵みに期待する。みことばを信
じ、今の問題にも必ず解決・解答が訪れるという希望を握りましょう。
3 「私は、いつまでも、主の家に住まいましょう」と言って、ダビデはこの素晴らしい詩篇を
締めくくりました。あなたは「主の家」という本来居るべき場所に居ますか。「羊飼いな
る主」という導かれるべきお方に、導かれていますか。「主はわたしの羊飼い!」と告白
し、主の確かな導きの下、恵みに溢れる勝利の信仰生活を歩みましょう。