1 話の腰を折り続けるサマリヤ人女性に、イエスは夫を呼んで来るようにと唐突とも思える
言葉で切り込みました。そこから明らかになったのは、彼女が抱えていた生活の暗闇でし
た。主は人の心の内にあるものを知り、見通すことのできるお方です。あなたの心の内を
知る主のみことばによる導きに感謝し、受け止めていきましょう。
2 五人もの夫を取替え、今現在は夫とも呼べない男性と暮らす彼女の生活は周囲から浮き上
がったものであり、何より彼女自身に負い目を感じさせるものでした。しかし、主の導き
によって彼女はその自分のありのままを差し出す、つまり告白をしていったのです。告白
とは、神が罪と指摘することを認め、そのとおりと言い表すことです。その告白を通して
人はみことばに約束されている赦しの恵みをいただき、新しくされるのです。今、あなた
の内にあるものをご存じの主の御前で、ありのままの自分を差し出す者となりませんか。
3 イエスは彼女に「行って」夫を連れてくるように求めましたが、その後で「来なさい」と
ご自身のもとに来ることを促しておられます。自分自身の罪深さを知った悲しむ心、悔い
る心、砕かれた心、渇いた心のままで主イエスのもとに行けばよいのです。どこまでも受
け入れ、愛し、祝福しようとなさる主の愛の懐があなたを待っています。招きに応えて御
前に行きましょう。主なる神は今日も求める者を豊かに潤し、新しくする聖霊の恵みを注
いでくださいます。