1 サマリヤ人の女性に接するイエスの姿から、その伝道の姿勢を学びましょう。①伝道に対
する熱心と情熱⇒本来、この旅の目的地はガリラヤでした。しかし、サマリヤの魂を導く
ために予定変更してその地に長逗留したのです。主は、一人の魂に福音を伝えることに至
上の喜びを感じるお方です。そしてその情熱は、彼を信じて救われた者(例:サマリヤ人
の女性、パウロ)にも伝えられていくのです。あなたも主の情熱に満たされた器となりま
す。求め、祈りましょう。
2 ②相手の心をとらえる伝道⇒主は、心にいろいろな問題を抱えるサマリヤ人女性に対し、
最初から心の深きに触れることはせず、彼女の現実の必要に触れることから始めました。
あなたは、福音を伝えたい相手の現実的必要を知っていますか。そこから始めましょう。
3 ③やわらかく接する伝道⇒主は自らの霊的渇きに鈍感な彼女に大上段からではなく、「あ
なたが汲む水を分けてほしい」と期待をかけるアプローチをしました。主は人を召される
時にまず積極的な喜びを与え、そこから人を変え、用いていくお方です。変えられた彼女
が謙虚に、しかし大胆に福音を伝えた時、多くの人々が導かれ、主との出会いと交わりを
経て、最終的に主が本当の救い主であると自らの口で告白したのです。主と出会う時、全
ての失われ行く魂の人生が変えられます。あなたが今、その救いのために祈っている魂が
いますか。救いの実現を期待し、なお熱心に祈りつつ、伝えましょう。