しあわせの歌 詩篇128:1〜4

1 エルサレム神殿に詣でる人々に向けて語られた詩篇128篇には、三つの幸せが描かれま

  す。①神を畏れる者の幸せ→どんなに時代が進歩し、人々の生活が豊かになっても、恐れ

  や不安を完全に払拭できません。数多くの恐れや不安に、日々、誰もが揺すぶられていま

  す。しかし、聖書は真に畏れるべきお方を認め、信じて歩む者は罪と死のもたらす永遠の

  滅びという恐れから解放され、明日を守られる主に、日常の恐れや不安を委ねて生きる幸

  せがあると教えています。

 

2 ②生き甲斐ある仕事を持つ幸せ→人が生きるために労働が必要になった理由は、罪の刈り

  取りでした。生きる限り働くことが定められているならば、そこに喜びを見出していきた

  いものす。自分の能力に合致し、好みに合い、他者と神を喜ばせる仕事は生き甲斐を生み

  出します。そして最も大切なのは、自分の仕事や役割を神の賜物と受け止め、神が置いて

  くださったベストポジションと信じて励むことです。

 

3 ③家庭円満の幸せ→神を畏れる者の築いていく家庭の祝福は、神から与えられる命と力、

  祝福の象徴であるぶどうの木、オリーブの木で表現されています。主イエス・キリストを

  かしらとし、恐れ敬いつつ、そのみことばに従って互いに仕え合うことが家庭祝福の鍵で

  す。同様に、神の家族である教会においても、互いに仕え合うところに恵みが満ち溢れま

  す。新しき年、主の約束を信じて受け取り、まことの神を畏れ、しあわせの歌が絶えない

  一年を歩んでいきましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。