1 パウロはコリントのクリスチャンについて、「御霊に属する人」ではなく、「肉に属する
人」であると指摘しました。何もクリスチャンではないと言っているのではありません。
しかし、妬みや争いに明け暮れるその実質において、信仰を持たぬ者のごとき未熟な状態
だと断じたのです。あなたはどうですか。霊的幼子の部分が残っていませんか。みことば
に素直に耳を傾け、主との交わりを深めましょう。
2 問題解決のためにパウロは何を示したでしょう。①本当に成長させてくださるのは誰であ
るかを正しく知る。→コリントにはパウロ派、アポロ派などいくつも分派がありました。
確かに、開拓者パウロと後任の教育者アポロの働きは違います。しかし、それらの働きを
用い、最終的に成長させてくださる神こそが大切なのです。あなたの信仰を成長させてく
ださるのは、誰ですか。主にある成長をこそ追い求め、神の畑、神の建物である自分自身
を、常に神に明け渡しましょう。
3 ②ふさわしい土台の上に自分の人生を、教会を築き上げていく。→クリスチャンを建物に
喩えたパウロは、その土台は主イエスであると示しました。その土台こそがどんな試練に
遭遇しても失われない、あなたの人生の基盤です。十字架の死に至るまで低くなられた主
を土台とし、このお方に倣い、従って生きる人生の築く建物が良いものにならないはずが
ありません。聖霊が内に住まう神の神殿にふさわしく、主を信仰の土台に堅く据え、謙虚
な心で信仰の仲間と共に歩みましょう。