1 クリスマスの出来事は、神が真実なお方であることを証しています。人は、①忘れやすい
ため、②誠実でないため、③実行力がないため、約束に対して真実を貫くことができませ
ん。しかし主なる神は①決して忘れず、②誠実を尽くし、③ご自身の全能の力によって、
約束に対してどこまでも真実を貫くお方なのです。
2 「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。
(1:45)」 この聖句は、真実な神を信じて生きる者の幸いを教えています。御使いを通し
て、全く同様にみことばを語られたはずのおとめマリヤと、祭司ザカリヤのその後を分け
たのは、主なる神の真実に信頼する信仰の有無でした。今、あなたの内には神の真実に信
頼していこうとする信仰がありますか。小さくとも真実な信仰こそ強いものです。神の力
がそこに伴うからです。
3 生ける神は、日々あなたに御声をかけておられます。忙しい生活の中にあっても、その御
声の聞こえる生活をしようとしていますか。また、語られた神のみことばの成就を信じて
「アーメン!」と告白していますか。マリヤが分かち合った小さな信仰は、エリサベツを
喜ばせ、イエス誕生の成就と共に世界の人々の励まし、慰めとなりました。あなたも、経
験した信仰の幸いを思い起こしつつ、また証しつつ、救い主を待ち望む降誕節を過ごしま
しょう。