1 バプテスマのヨハネは、キリストを証するために生きた人です。彼のメッセージは、悔い
改めは汚れた異邦人に必要で、神の民には関係ないと考えていたユダヤ人に刺さり、多く
の人々が神に立ち返りました。彼の働きから、何を学びますか。①誰もが罪の重荷を降ろ
し、自由になりたいと願っている→真に人を自由にし、満たせるのは罪を赦す権威を持つ
主イエスだけです。②道を示す働きが必要→「わたしが道である」と語るイエスに従い行
く道は、天国へ続いています。この道を示す生き方ほど、価値ある生き方はありません。
命ある限りキリストの証人となり、救いの道を世に示し続けましょう。
2 罪のない神の御子であるイエスは、ヨルダン川に集まった罪人の列に並び、バプテスマを
受けました。これはイエスがご自身を私たちと同じ「罪人」と位置付けたことを意味しま
す。この出来事が、人の罪をご自身のものとして担ってくださった、あの十字架につなが
る歩みの始まりでした。主イエスは、これほどまでに自ら身を低くして、罪人のあなたに
近づいてくださると知っていますか。
3 3章の最後には、イエスの系図が記されます。それは、主が神を起源とするお方、確かに
神から遣わされたお方だと教えています。しかし、その主はあなたから遠くあるのではな
く、常にあなたに近づいてくださることを感謝しましょう。罪人の列に並び、人の弱さを
その身に知る主とつながり、世の闇を裂く主の光に照らされながら歩みましょう。