1 建築中の神殿を見上げて感嘆する人々に、イエスは目に見えるものの儚さを語りました。
80年もの歳月をかけた神殿がわずか6年で崩壊してしまったように、この世の有様は全て
過ぎ去っていくのです。あなたは、自分の人生の土台をどこに築いていますか。
2 次に主イエスは、世の終わりのしるしについて教えました。①偽キリストや偽預言者の出
現。②戦争・飢饉・地震・疫病などの天災。③クリスチャンへの迫害。今は2000年以上
前に語られた終末のしるしと非常に密接な時代です。しかし、それは絶望で終わるもので
はないことを心に留めましょう。主は、その先に生まれる新たな希望(主の再臨)を示し
ています。この希望を見つめ続けましょう。
3 混乱と不安に満ちた時代を、どう生きたらよいでしょうか。①惑わされないようにする→
終末の前兆を目にする時、恐れや不安が湧いてきます。しかし、聖書は歴史の終わりに対
する恐怖を煽るためでなく、安息と希望を与えるためにこれらを語っていることを知りま
しょう。世は確実に神の救いの計画の完了に向かって進んでいることを心に留め、惑わさ
れずに再臨の日への備えをしましょう。②証をする→終わりだからとただ黙して待つので
なく、世の光としての輝きを放って生きること。それが終末に生きるクリスチャンの使命
です。聖霊に満たされ、福音をますます熱心に語り、終末に輝く世の光となりましょう。