1 アカイア州の中心都市コリントは、豊かな富と文化を持つ一方、その名は、淫らなことや
放蕩を連想させました。教会を開拓したパウロは、二度にわたって手紙を書き、彼らの信
仰を導いていきました。
2 来年度のビジョンのみことばであるⅡコリント6:2のキーワードは「今」です。パウロは
キリストの再臨を見据える終末的視点から、今この恵みを受け取り、今この救いを自分の
ものにしてくださいと切に呼びかけているのです。あなたは、再臨を前にした終わりの時
代に生きる者として、今の時を正しく見極めようとしていますか。
3 この時代をどう生きていくべきでしょうか。①恵みの時として→キリストの十字架の贖い
を信じるならば、誰もが救われる。この恵みは今なお求める者に必ず与えられます。救い
の恵みを受け取りましょう。日々、救いの恵みに感謝しましょう。②宣べ伝える時として
→キリストの福音こそが、信じるすべての人に救いを得させる神の力です。今はこの福音
をなお多くの人に宣べ伝えるチャンスが残されている時です。神は、あなたを用いられま
す。聖霊の助けと導きをいただき、身近な人々へ福音を届けましょう。③待ち望む時とし
て→キリストの再臨こそ、全クリスチャンの待ち望むべき最高の喜びです。日々、再臨を
待ち望んでいますか。誰もが不安を感じて俯くような終わりの時代に、主にある希望を掲
げて燦然と輝く明石キリスト教会に、そしてその教会を形造る一人一人となりましょう。